韓国にいながら日韓ハーフの子どものパスポート手続きをしたいという時にどうしたらいいのか分からない事もありますね。
今回は韓国にいながら日本のパスポートも韓国のパスポートも発行してもらう方法について調べてまとめてみました。
日韓でのパスポート申請

日本人と韓国人の間に生まれた日韓ハーフの子どもは両国のパスポートを発行してもらうことになります。
韓国で韓国のパスポートを申請する手順

韓国に住んでいて、韓国のパスポートを申請したい場合は住んでいる地域の役所に出向いて申請します。韓国人が手続きする方がスムーズなので夫婦一緒に行くか韓国人の方が手続きする方がいいのですが、外国人の親が手続きしないといけない場合もありますね。
ここでは韓国人ではなく外国人が申請するにあたって必要なものについてまとめました。
- 旅券発給申請書(役所にあります)
- 申請人(子ども)のパスポート(パスポートの更新で有効期限が残っている場合)
- 代理申請者の身分証明書(外国人登録証など)
- 旅券サイズの顔写真1枚
- 家族関係証明書(ここに外国人登録証の番号が記載されていないと申請できないそうです)
申請書に必要事項を記入したら窓口に提出し、受付証という紙を受け取ります。
受け取った紙は後日、パスポートを受け取るの時に必要になります。
または、韓国人配偶者の代理申請者として申請したい場合は下記のように準備します。
- 旅券発給申請書
- 代理申請者の身分証明書(外国人登録証など)
- 旅券サイズの顔写真1枚
- 韓国人配偶者の身分証明書
- 韓国人配偶者の委任状
- 韓国人配偶者の印鑑
- 韓国人配偶者の印鑑証明
こちらがあれば韓国人配偶者の代理申請者として申請ができるそうです。
韓国パスポートを受け取る
韓国パスポートは申請から発行までの期間は一週間ほどかかりました。
費用は5年パスポートで3万ウォンで、決済はカードで決済しました。
受け取る時には身分証明書と申請の際にもらった受付証が必要になります。
韓国での日本のパスポートを申請する手順

韓国にいて、在韓日本大使館で日本のパスポートを申請するときは、窓口に行って申請するか、郵送で申請するか方法があります。
2023年3月27日からはオンライン申請も可能になるそうです。
今回は郵便で申請する際に必要な書類をまとめました。
郵便で申請できる地域は決められていて「ソウル特別市・京畿道・江原道・全羅南北道・忠清南北道・仁川・大田・光州広域市・世宗特別自治市にお住いの方」(https://www.kr.emb-japan.go.jp/people/ryouzibu/passport_03.html)が申請できます。
- 一般旅券発給申請書
- 出頭予定日申請書
- 同意書
- 旅券サイズの顔写真1枚
- 戸籍謄本
- 顔写真付き身分証明書のコピー(満11歳未満の場合は代理人の身分証明書)
①〜③までの書類は在韓日本領事館ホームページでダウンロードして印刷することが可能です。こちらのページでパスポート窓口申請・パスポートダウンロード申請・パスポートダウンロード郵便について案内しています。
必要な書類が揃ったらこのページにある住所に送ります。
日本パスポートを受け取る
韓国パスポートは申請から発行までの期間は二週間ほどかかりました。
費用は5年パスポートで66,000ウォンで、決済は現金支払いのみでした。
受け取る時には身分証明書(満11歳未満の場合は代理人の身分証明書)が必要になります。
まとめ
日韓のパスポート申請について簡単にまとめてみました。
日韓ハーフで二重国籍の子どもの場合は、韓国への入出国は韓国のパスポート、日本への入出国は日本のパスポートが必要になりますね。
手続きは何かと面倒ですが、一つ一つこなしていくと意外と複雑ではなかったです。